詳しく見る
『ヘパリン類似物質』とは?
効果や使い方を解説
水仕事による
つらい手荒れ・乾燥に
お悩みの方に。
健康な皮膚は、分泌される皮脂と汗が混ざり合い皮脂膜となって皮膚の表面を覆っています。皮脂膜は外からの刺激やアレルゲンなどを防ぐと同時に水分の蒸発を抑え、皮膚の潤いを保ちます。
季節的な空気の乾燥、加齢による皮脂分泌の低下、アルコール消毒などにより、皮膚を守っている皮脂膜が取り除かれてしまい、皮膚の水分が蒸散し、乾燥肌となり、バリア機能が低下します。放置すると、皮膚の防御反応によりかゆみの知覚神経が表皮に入り込み、少しの刺激でもかゆみを感じてしまう敏感肌の状態となってしまいます。
1日の水仕事が多くて手荒れが改善されない場合、「肌の乾燥」が原因ですので、かゆみを抑えるとともに肌にうるおいを与えることが大切です。
ヘパリン類似物質は「保水性」に優れ、皮膚の奥まで浸透し、内側から保湿することでバリア機能を回復させます。さらに血行促進、抗炎症効果も作用して、乾燥肌、敏感肌の状態から脱することができます。
このようなはたらきによって、空気の乾燥や加齢による皮脂分泌低下、洗いすぎやアルコール消毒などで乾燥した皮膚の状態を正常化します。
保湿剤の剤形にはいくつかの種類があります。コートfヘパメディはのびが良く塗りやすい油中水型(W/O型)クリームです。
*基剤の種類と特徴
油中水型(W/O型)は、高い被膜性と使用感をバランスよく両立した基剤です。
油中水型
(W/O型)基剤
油の中に水滴を溶け込ませている。
水中油型
(O/W型)基剤
水の中に油滴を溶け込ませている。
コートfヘパメディは、保湿剤に適した油中水型(W/O型)クリームだから、肌表面をカバーして水をはじき、外部の刺激から患部を守ります。
お使いいただけます。ただし、ただれやジュクジュクがひどい場合は医師の診療を受けてください。
乾燥肌には保湿剤が用いられますが、保湿剤は皮膚を良い状態に保つことが目的です。
従って、かゆみが強い湿疹化している患部には充分な効果のあるステロイド外用剤で治療した後、良い状態を保つために保湿剤を使ってください。
1日1~数回(目安は2,3回)、適量を患部に擦り込んでください。ガーゼにのばして貼っても良いです。
皮膚の乾燥を感じたり、ガサガサした状態では続けてご使用ください。
両手のひらに塗る場合、チューブから大人の人差し指の先端から第一関節分くらい押し出し、塗り広げてください。
問題ありません。
詳しく見る
『ヘパリン類似物質』とは?
効果や使い方を解説
大人から子ども、赤ちゃんまで。
年齢に合った皮膚治療薬を提供しています。