臨床試験
タリオンARを飲んだ花粉症患者では、花粉曝露室※での臨床薬理試験において、鼻の症状(くしゃみ、鼻みず、鼻づまり)をしっかり抑制しました。
※花粉曝露室とは、密閉された部屋に人工的に花粉を散布し、自然曝露によるアレルギー反応と同じ症状を被験者に再現させることができる実験室です。
鼻水の量
タリオンARは、スギ花粉による鼻水の量をしっかりと減少させました。

くしゃみ回数
タリオンARは、スギ花粉によるくしゃみの回数をしっかりと減少させました

鼻づまりの症状
タリオンARは、スギ花粉による鼻づまりをしっかりと抑制しました。

<試験概要>
対象:スギ・ヒノキ科花粉を原因抗原とする季節性アレルギー性鼻炎患者24名
方法:無作為化により2群に分け、単盲検群間比較試験で実施した。ベポタスチンまたはプラセボ※を花粉曝露室入室10分前に服用し、その後180分にわたってスギ花粉を曝露し、鼻汁量、くしゃみ回数、鼻閉症状の推移を検討した。(本試験はスギ花粉非飛散期である6月に実施した。)
副作用:翌日までに両群とも重大な副作用は発生しなかった。
出典:承認申請時添付資料
橋口一弘 他、新薬と臨牀 2007;56(12):1991-2000
※プラセボとは、有効成分を含まない(治療効果のない)薬のことです。