腟カンジダは自然治癒する?
検査・治療方法についても解説

腟カンジダは女性によく見られる感染症です。
腟カンジダは自然治癒するのか、腟カンジダの治療はどのようなものなのかなど、実際に症状が出ている方にとっては、さまざまな不安要素があることでしょう。
さらにデリケートゾーンの悩みという特徴から、医療機関で治療を受けることに抵抗を感じる方も多いかもしれません。
今回は、腟カンジダの検査や治療方法、腟カンジダのセルフチェックポイントについて解説します。

また、腟カンジダは症状が軽症の場合に、まれに自然治癒する可能性がありますが、放置していると症状が悪化するケースが多いといわれています。
医療機関で適切な治療を受ければ、1週間程度で完治することが多いため、疑わしい症状の場合は早めの専門医療機関の受診をおすすめします。
腟カンジダが自然治癒したと勘違いしやすいケースも紹介しますので、腟カンジダの症状が気になる方はぜひ最後までお読みください。

腟カンジダとは

腟カンジダとは腟内のカンジダ菌が増殖し、デリケートゾーンのかゆみや白っぽいおりものが出る疾患です。
健康な方の場合、腟内は乳酸菌であるデーデルライン桿菌(かんきん)が雑菌の繁殖を防いでいます。
カンジダ菌は、健康な方にも存在している常在菌で、通常は腟カンジダを発症しません。
しかし、腟内の菌のバランスが崩れることでカンジダ菌が異常増殖し、腟カンジダを発症します。
カンジダ菌は常に腟内に存在しているため、腟カンジダは年齢にかかわらず女性なら誰でも発症する可能性があります。
症状としては、外陰部の激しいかゆみや、おりものがポロポロとしたカッテージチーズ状や酒粕状になるなどの特徴があります。

腟カンジダは自然治癒するのか

腟カンジダは軽症の場合に、まれに自然治癒する可能性があるといわれています。
しかし、基本的には腟内で一度増殖した菌は、治療をしないと改善されません。
月経周期やおりものの自浄作用により、一時的にカンジダ菌が外に流れ出て症状が気にならなくなり、治ったと勘違いするケースがありますが、症状が軽くなったことを治ったと思い込むと再発に繋がる可能性があります。
基礎疾患がない方でも、とくに外陰部や腟に不快な症状がある場合は、早期に医療機関を受診し治療を開始しましょう。

なかでも、次に当てはまる方は注意する必要があります。

  • 妊娠中の方
  • 免疫機能が低下している方
  • 糖尿病の方
  • 抗菌薬を服用している方
  • 重度の症状の方

妊娠中の方

妊娠中の腟内環境の変化により妊娠時期にかかわらず、免疫機能やホルモンバランスの関係で腟カンジダを発症しやすくなります。
妊娠中で腟カンジダの疑いのある方は、速やかに医療機関を受診しましょう。
妊娠初期の腟カンジダは、新生児への影響は少ないといわれていますが、出産の際に産道を通じて感染する可能性があります。
妊娠後期に腟カンジダになった場合は、新生児に影響を与える可能性があるため注意が必要です。

免疫機能が低下している方

HIVに感染している方やガンの治療中の方など、免疫機能が低下している場合も腟カンジダになりやすいといわれています。
症状が悪化し、他の部位に広まる前に治療を開始しましょう。

糖尿病の方

糖尿病の方は、血糖値が高く、白血球の働きや免疫機能が低下しているため、体内の防御機能が低い状態です。
そのため、腟カンジダをはじめとする感染症に対抗できなく、カンジダ菌が増殖しやすい環境となっています。
重症化リスクも高いため、自然治癒を期待せず、治療をするようにしましょう。

抗菌薬を使用している方

特定の抗菌薬を使用している場合も腟カンジダにかかりやすい傾向にあります。
抗菌薬を使用すると、腟内に常在しているデーデルライン桿菌(かんきん)という善玉菌が死滅してしまうことでバランスが崩れます。その結果カンジダが増殖する原因となります。
風邪や怪我などで抗菌薬を処方された方は注意が必要です。

重度の症状の方

腟カンジダの症状であるかゆみや炎症が強く、日常生活に支障をきたしている方は、早期に医療機関を受診しましょう。
外陰部の炎症がひどくなると、かゆみのみならずヒリヒリした痛みを伴うことがあります。かいた部分の傷などからさらに炎症が広がる可能性もあります。
重度の症状が出ている場合は自然治癒する可能性が低く、腟カンジダに似た別の疾患にかかっている可能性も考えられます。
放置していると炎症の範囲が広がり、腟以外の部位にも症状が出ることがあります。

腟カンジダのセルフチェックポイント

腟カンジダのチェックポイントは次の2つです。

  • おりものの状態
  • 外陰部のかゆみ

それぞれのチェックポイントについて詳しく解説します。

おりものの状態

腟カンジダのおりものの特徴は次の3つです。

  • 白いポロポロとしたおりもの
  • 外陰部や腟に白い付着物
  • おりものの量が増加

生理前にも白っぽいおりものが出ることがありますが、腟カンジダはカッテージチーズや酒粕のような、白っぽくポロポロしたおりものが出る症状が特徴的です。
また、おりものの量が増えて外陰部や腟に白い付着物がある場合も、腟カンジダの可能性が高いといえます。
一方で、おりもののニオイにはあまり変化がありません。
また、腟カンジダに似ている性感染症には、次のものがあります。

病名 特徴
トリコモナス腟炎 ・外陰部の強いかゆみ
・性器のヒリヒリする痛み
性器ヘルペス ・外陰部のかゆみ
・性器の水ぶくれ、痛み
・無症状の場合もある
性器クラミジア ・おりものの増加
・外陰部のかゆみ
・生理痛のような痛み
細菌性腟炎 ・性器のかゆみ
・灰色の水っぽいおりもの
・腐った魚のようなニオイのおりもの

いつもと明らかに異なるおりものが出た場合は、腟カンジダや他の似ている性感染症の疑いがあります。

外陰部のかゆみ

外陰部や腟のかゆみも腟カンジダの特徴の一つです。
腟カンジダのかゆみは夜眠れない程のズキズキするような刺激感や痛痒さを伴うことが多いです。
外陰部のかゆみとともに、炎症や赤み、軽度の浮腫(むくみ)や発赤(ほっせき)も同時に現れることがあります。
軽度の浮腫とは、カンジダ菌による炎症が進行し、局所的に血流が増加し、水分が溜まり腫れが生じることです。
軽度の発赤とは感染が進行し炎症が引き起こされた結果、皮膚の血管が拡張して血流が増え、局所的に赤みが現れる状態です。
感染部位の周囲が赤くなり、痒みや痛みと一緒に発生することがあります。
外陰部のかゆみから掻いてしまい、ひっかき傷ができることもあります。
このような状態では、菌や細菌の侵入が容易になり、さらなる感染のリスクが高まります。
また、おりものの状態の変化や、外陰部のかゆみ以外にも、排尿時の痛みが症状として現れる方もいます。
排尿時の痛みは、尿道の粘膜にカンジダ感染が及んだ結果、刺激や炎症が引き起こされることで発生します。
カンジダ性尿道炎の可能性や腟カンジダの症状が悪化している可能性があるため、速やかに医療機関を受診しましょう。

腟カンジダの検査や治療方法

腟カンジダで病院を受診する際、検査や治療方法がわからず不安を感じている方もいるでしょう。
ここでは、腟カンジダの検査や治療方法を、次の視点から詳しく解説します。

  • 医療機関を受診
  • 医師による検査や処置
  • 抗真菌薬の使用

検査や治療方法が気になる方は、参考にしてください。

医療機関を受診

セルフチェックで当てはまる項目が多い場合は、腟カンジダの可能性が高いといえます。産婦人科や婦人科などの専門医療機関を受診しましょう。
腟カンジダは、おりもので検査をおこなうことが一般的です。
診察は腟や外陰部の症状を確認し、腟鏡を入れておりものを採取します。その後、おりものの性状や量を確認します。
菌の検出方法は、おりものを顕微鏡で観察する方法である検鏡法と、おりものを培養する培養法の2種類です。
おりものを顕微鏡で観察する検鏡法は、即日結果が判定されますが、カンジダ菌の存在や量を確認するもので、カンジダ菌の種類までは特定できません。
この方法は腟カンジダや、ほかの外陰部の疾患などに使われる検出方法です。
おりものの培養をおこなう培養法については、24〜48時間程、判定時間がかかります。
こちらは、カンジダ菌の種類を特定できる方法です。
受診時の診断は、外陰部の症状とおりものの状態を顕微鏡で観察し、カンジダ菌の有無を確認して判断します。

医師による検査や処置

腟カンジダと診断されるとまず腟を洗浄後、腟錠の挿入やクリームなどの塗り薬で処置がおこなわれます。治療回数は、使用する薬剤により異なります。
通常は1週間程度通院して処置を受けることが多いですが、通院が困難な場合は医師に相談しましょう。
また、腟カンジダの治療薬の中には、妊娠している方には処方できないものがあるため、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は、事前に医師に伝えておきましょう。
治療薬の効果や副作用など、治療する上で不安なことがあれば、診察の際に確認してください。治療方針や副作用のリスクなどを理解してから治療を開始しましょう。

抗真菌薬の使用

腟カンジダの治療薬として、抗真菌薬が使用されます。抗真菌薬には、腟錠やクリームなどの塗り薬があります。
腟カンジダの治療には、一般的に抗真菌薬である腟錠が使用されます。さらに外陰部の症状が強い場合には、クリームなどの塗り薬が処方されます。
1日に2〜3回外陰部に塗り、清潔に保つことで腟カンジダの症状が改善されます。
腟錠と併用する場合がありますので、医師の指示に従い治療を受けましょう。
一般的な市販薬にあるデリケートゾーンのかゆみ止め軟膏は、蒸れによる一時的なかゆみをおさえたい場合には効果が期待できますが、菌の抑制効果があるかは商品により異なります。
腟カンジダを発症している場合は、かゆみ止め軟膏では完治できないことが多いため、医師の診察を受けて適切な治療薬を処方してもらうことをおすすめします。

腟カンジダは再発しやすい

腟カンジダは、さまざまな要因で抵抗力が下がると再発しやすい疾患で女性の5人に1人が発症し、さらにそのうちの2人に1人が再発を経験していると言われています。

再発する原因は、次の通りです。

  • 治療が不完全
  • ホルモンの変化
  • 環境要因

治療が不完全

再発する原因の一つに、腟カンジダの治療が不完全であることが考えられます。
初めて腟カンジダを発症した際に治療を受けて症状が改善したとしても、腟内に残っていたカンジダ菌がなんらかのきっかけで再度増殖する可能性があります。
カンジダ菌は常在菌のため、菌が増殖しないような生活習慣を意識すると再発を防げるでしょう。

ホルモンの変化

生理の前後や妊娠中は、ホルモンバランスが変化します。
このホルモンバランスの変化により、普段は他の常在菌とバランスのとれているカンジダ菌が腟内で増殖し、腟カンジダを発症します。
菌の繁殖を防ぐために、入浴時は腟内まで洗浄しないようにしてください。また、外陰部を洗いすぎることも避けましょう。
ボディーソープでデリケートゾーンをゴシゴシ洗う、ビデを頻繁に使うなど、必要以上に洗浄すると自浄作用が弱まり逆効果となることがあります。
デリケートゾーンは、ぬるま湯でササっと流す程度にすると適度な清潔さを保てるでしょう。
また、性行為の際はコンドームを付けることで、性行為時の感染を防げます。

環境の要因

腟カンジダの原因の一つに、湿度、温度の増加や腟周囲の環境悪化があります。たとえば、夏場の蒸れや運動での発汗など高温多湿の環境は、カンジダ菌が増殖しやすいため注意が必要です。

カンジダ菌の増殖を防ぐためのポイントは次の通りです。

  • 通気性のよい下着を着用
  • タイツやストッキングなどを着用しない
  • おりものシートのこまめな交換
  • 入浴後のデリケートゾーンの蒸れに注意

下着は通気性のよいものを選びましょう。とくに夏は汗を吸収しやすい素材の衣類を選んだり、汗をかいたらすぐに着替えたりして、蒸れを防ぐことが大切です。
また、生理中はホルモンバランスが乱れており、ナプキンでデリケートゾーンが蒸れやすい状態のため、腟カンジダが発症しやすくなります。
ナプキンやおりものシートはこまめに取り替えることを意識し、清潔な状態を保ちましょう。
腟カンジダは、お風呂で感染する可能性はないといわれていますが、タオルの共有はパートナーや家族に感染する可能性があるため避けてください。

腟カンジダが自然治癒した?放置するとどうなる?

腟カンジダはまれに自然治癒する可能性がありますが、自然治癒したと勘違いするパターンもあります。

ここでは、腟カンジダが自然治癒したと勘違いするよくある次の二つのパターンを紹介します。

  • 自己判断で自然治癒したと思い込んでしまう勘違い
  • 月経周期による勘違い

自己判断で自然治癒したと思い込んでしまう勘違い

一つ目は、腟カンジダが完治したと思っていたが、体内のカンジダ菌が再び増殖するケースです。
腟カンジダの症状である外陰部のかゆみがなくなり、おりものが通常通りに戻ると、完治したと思い込むことが多いでしょう。
しかし腟内のカンジダ菌が、再び増殖して腟カンジダを再発する可能性があります。
自己判断で腟カンジダが完治したかどうかを判断することは難しいです。
また、腟カンジダが完治する前に性交渉するとパートナーにうつるリスクも伴います。

月経周期による勘違い

月経が始まり、経血と一緒に過剰に増えたカンジダ菌が排出されることで、腟カンジダが治ったと勘違いするケースもあります。
月経前は、ホルモンバランスにより腟内環境が変化するため、腟カンジダの発症や再発がしやすい状態になります。
月経時の経血とともにカンジダ菌が流れ出ると、症状が改善したと思いがちですが完治したとは限りません。
月経が終了すると、再び腟カンジダの症状を感じることがあるため、早期に症状を改善したい場合は、専門医療機関で治療を受けるとよいでしょう。

腟カンジダの自然治癒に関してのよくある質問

最後に腟カンジダの自然治癒に関してよくある質問をまとめました。
腟カンジダは自然治癒する可能性がありますが、適切な治療をすると約1週間で改善が見込めます。
セルフチェックで当てはまる項目があった方は、専門医療機関を受診し腟カンジダの症状の改善を目指しましょう。

腟カンジダを放置するとどうなりますか?

デリケートゾーンのかゆみやおりものの変化など、他の方に相談しづらい症状であるため、腟カンジダを放置する方もいます。しかし、腟カンジダの放置は危険です。
腟カンジダを含む性感染症は、症状を放置していると不快な状態が続き、症状を悪化させてしまう可能性があります。
腟カンジダが慢性化すると再発しやすくなるため、速やかに専門医療機関を受診し、治療をはじめることが望ましいです。
腟カンジダは、適切な治療を受ければ1週間程度で治ることが多いといわれています。
またカンジダ症は男性にも見られる症状のため、腟カンジダを放置していると、性行為をした際にパートナーに感染する可能性があります。
男性の性器カンジダ症の症状は次の通りです。

  • 性器のかゆみ
  • 性器の赤み
  • 性器の水ぶくれ

男性の場合、ステロイド系の薬を使用している方や包茎の方は性器カンジダを発症しやすいといわれています。

腟カンジダの主な症状を教えてください

腟カンジダの主な症状は、次の通りです。

  • おりものが白くポロポロとしたカッテージチーズ状(酒粕状)
  • 排尿時の痛み
  • 外陰部や腟のかゆみ
  • 性交痛

腟カンジダは、カンジダ菌が増えることで性器に炎症が起こる疾患です。カンジダ菌は常在菌のため、もともと体の中に存在しています。
環境の変化やホルモンの変化などにより、カンジダ菌が増殖して症状が出ます。
女性は男性よりもカンジダ症を発症しやすく、主な症状は、外陰部のかゆみや排尿時の痛み、おりものの変化などです。
おりものの状態が、白くカッテージチーズ状や酒粕状でポロポロとしている場合は、腟カンジダの可能性が高いでしょう。

市販薬は効果がありますか?

腟カンジダの市販薬は多く販売されており、病院に行く時間がない方にとっては便利です。
市販薬は過去に医師の診断・治療を受けたことのある再発の方のみ購入が可能です。
市販薬には腟錠と塗り薬の2種類があります。腟カンジダの症状にあわせて薬を選びましょう。
どちらを選んだ方がよいかは、次の表を参考にしてください。なお、腟カンジダの治療中は、外陰部にカンジダ治療用以外のぬり薬(かゆみ止めなど)は使用できません。

腟錠 塗り薬
・おりものの変化がある
・腟の入り口付近に症状が集中している
・おりものは通常通りである
・外陰部に広くかゆみや痛みがある

腟錠は、腟内に入れることで薬が広がり炎症をおさえる薬です。
1回1錠の使用で錠剤が腟内にとどまり6日間かけて治すタイプと、1日1錠を6日間連続で使用するタイプがあります。
塗り薬は、外陰部のかゆみや発疹を改善する効果が期待できる薬です。1日2〜3回患部に塗り、数日間連続で使用します。
腟内と外陰部の両方に症状が出ている場合は、腟錠と塗り薬を併用すると高い効果が期待できるでしょう。
市販薬を使用しても症状が改善されない場合や悪化した場合は、薬が正しく使えていなかったり、他の疾患の可能性も考えられるため、医師の診察を受けましょう。
「6か月以内に2回以上発症している方は使用しない」などの使用上の注意が記載されていることもあるため、購入前に必ず確認してください。
購入前に不安なことがある場合は、薬局で薬剤師に相談しましょう。
初めて腟カンジダの症状が出た場合や何度も再発する場合は、他の疾患の可能性もあり、自己判断が難しいため、専門医療機関を受診して治療を受ける必要があります。
いままでに医師の診断を受けたことがない状態で市販薬を使用すると、症状を悪化させてしまう可能性もあるため、医師に相談してみましょう。

まとめ

今回は、腟カンジダが自然治癒する可能性や治療方法について解説しました。
腟カンジダの症状は、外陰部や腟にかゆみがあり、おりものの量が変化する点が特徴です。
おりものは白っぽくポロポロとしたカッテージチーズ状や酒粕状のものが出ることが多いといわれています。
腟カンジダは、まれに自然治癒する可能性がありますが、間違った自己判断で症状を悪化させてしまうこともあるため注意してください。
病院の検査では、おりものを採取し菌の有無や量を確認します。その後、腟錠や塗り薬などの治療薬を処方してもらえます。
適切に治療をすれば、約1週間で完治する場合が多く、難しい治療ではありません。
外陰部や腟のかゆみがある、おりものが変化したなどの症状が出ている場合は、自然治癒を期待せずに速やかに専門医療機関を受診しましょう。

監修

花クリニック 院長

濱野 恵美

専門
日本産科婦人科学会機構専門医
日本女性医学学会専門医

経歴
2006年浜松医科大学医学部医学科卒
JA静岡厚生連遠州病院にて初期臨床研修後、豊橋市民病院、聖隷福祉事業団 聖隷三方原病院婦人科で後期研修し日本産科婦人科学会専門医を取得。その後福島赤十字病院 産婦人科 第一産婦人科、かば記念病院、新神戸ウェルネスクリニック勤務を経て、花クリニックを開院。